結婚相談所で成婚できる人の特徴【素直さ】 ３
前回は「素直」について論じる手前の「そもそも論」的なお話として、
・「同じレベル同士の組み合わせが一番成婚している」という考え方がある。
・その考え方について賛否両論あるのは承知の上だが、１つの事実・真実として有意と言える考え方である。
ということをお伝えしてきました。
今回は、これを踏まえた上で「素直」について考察をしていきます。ようやく「素直」を考察できます（笑）
●「理屈」はそうとしても、言われて「ハイそうですね」ってなるだろうか
やっと「素直」の本論に入れます。（笑）
この本論の前の前提論として、
・「同じレベル同士の組み合わせが一番成婚している」という考え方がある。
というお話をしてきました。
これについては、
・結婚相談所を運営するベテラン仲人の間ではもはや通説でもあるし、私自身もその考え自体を否定はしない
・また、婚活に参加しているプレイヤーの方々も、心のどこかでは「やっぱりそういうもの」と受け入れている
という現状があると思っています。「やっぱり、まあ、そう、だよね（笑）」みたいな。
ただね、だからと言ってね、結婚相談所の担当者に
「というわけですから、アナタも【同じレベル】のお相手を求めて下さい」
とあっさり言われたら、どうです？ 「ハイそうですね。わかりましたそうします」ってなりますかね？
ここで「ハイ」って言える人が「素直」の称号を受け取り、
ここで「イイエ」と答える人が「ひねくれ」の烙印を押されることになるのでしょうか？
私は明らかに「ＮＯ」です。
ここで「ハイそうします」と言わないからこの会員は「ひねくれ」である、なんて話は、
結婚相談所の怠慢、というよりもむしろ「傲慢」であるとしか思えません。
言うこと聞かなきゃ素直じゃネーノカヨ と。
そういうレベルの話じゃネーダロ と。
●ひと工夫すると見え方・聞こえ方は変わる？
１レベル上がった仲人さんですとこんなことをお話されるかもしれません。
そりゃあそんな面と向かってストレートに「オマエと同レベルのお相手探せ」って言われれば、
それこそ「誰だって」殻に閉じこもるだろうし、反発もするだろうし、うまくはいかないさ。
要は「言い方」「伝え方」「ものはやりよう」ってこと。
例えば、同じレベル探せ、なんて言うんじゃなくて、「可能性を広げる為に試しにやってみませんか？」みたいに、
会員の立場に立って「うまく成婚まで」連れて行ってあげなくちゃ。
こうなったら、どうです？
だったら受け入れてもいいかな、ていうお気持ちになりました？
確かに、
・「成婚」というゴールに到達させる為に
・「夢見がちな（これは仕方のないこと。当たり前のこと）な会員」の立場に立って
・えげつなく真っ直ぐに伝えるのでなく、オブラートに包んだ表現で優しく軌道修正（要は条件下げ）をさせる。
なんだか、
・会員の立場に立っているようにも見えるし
・成婚にも近づけているようにも見えるし
・これぞできる仲人の仕事術！なようにも見えるし
至れり尽くせりでイイ感じ！に思えてはきます。
ですが正直なところ、ニコまり。ではこれを「できる仲人の仕事術」とは考えていません。
テクニック論の１つとしては重宝できるかもしれませんし、できないよりできた方がいいのでしょうけど、
これって要は表面的に見え方を「すり替え」しているだけで、やってる本質は変わってないな、と。
じゃあニコまり。はどうすんのさ。 てなりますよね？
とうわけで次回、ニコまり。はこう考えています。をやります。
大丈夫です。ちゃんと「素直」の論点に繋がっていきますから。
素直に順番通り読めば大丈夫だからさ。大人しく付いて来てくれればいいのよ。ったくよ～。
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