廉価相談所(値段のお安い結婚相談所)は「悪」なのか 敢えて切り込み隊長をしてみる 1
年始から「今年はブログ頑張ります (`・ω・´)b」と公言したものの、
・お正月1発目はご挨拶にてお疲れさま~ (*´▽`*)
・次の2発目もふんわり書き筋にて
「考察」とか「検証」とか言ってた頃が懐かしくね? (´・ω・`)
な~んていうお声がちらほら聞こえてきそうな今日この頃でごわす。
ということで久しぶりにガッツリ考察記事を書いてみましょうかねということで、
世にいう廉価相談所(値段のお安い結婚相談所)さんについての考察をしてみようかと。
ちなみに、ここでいう廉価相談所とは「IBJに所属している中で 値段をお安くしている相談所」を指しています。
例えば「ゼクシィさん」なんかは「超・お安い」ことは絶対領域での事実ですが、IBJとは直接には関わっていない(IBJには参加していない)ので今回の考察からは外しています。
あくまで、
・IBJに所属していて
・値段を安くして それをウリにして会員獲得を行っている結婚相談所
ということで、今回のお話は進めて参りますのでよろしくどーぞです。
●こんな話を耳にするんです
仲人(結婚相談所のカウンセラーね)同士が集まる場って意外と? それなりに多くあってですね、
・IBJ(日本結婚相談所連盟 ⇒ 当会が所属している連盟ね)が主催する定例集会とか
・仲人同士が企画して集まる勉強会とか プロフィール交換会とか
で、そういう所に仲人だけが集まるものですから、
良くも悪くも色んなお話(特に本音?)が漏れ伝わったりしてくるワケです。
そんな中でよく耳にするのがいわゆる「廉価相談所」と呼ばれる相談所のお話でして、総じてアタリが強い。
「値段を下げて ウザい」とか
「(だいーぶ直接表現だけど)ジャマ いなくなってほしい」とか
まぁ確かに安さを武器に会員を獲得している!( `―´)ノ となれば、それはそれでそれなりに「気分を害する」ものではありましょうぞと。(;^ω^)(笑)
ということで、敢えて逆行ではないけれども、
「そんなに廉価相談所は【悪】かいね?」を考えてみたくなってですね、今回の考察記事に辿り着いているというお話です。
●そもそも競合しているのか?
私が廉価相談所さんの話を聞いている中で、まず真っ先に感じているのが標題部分。
廉価相談所って、そもそも競合しているんだっけ?というお話。
廉価相談所さんに対して「あかんぜよ!( `―´)ノ」と主張されている趣旨っておおむね、、
・廉価相談所さんがその名の通り値段を安くして会員を獲得するもんだから
・その分こっちに入会してくる会員さんが減ってしまって困っている(もっと言うなら迷惑だ)
というお話です。
確かに同じサービス・同じ提供価値であれば、それはもちろん「値段がお安い方」に顧客は流れるでしょうから、値段のお安い相談所が登場すれば、それはそれで「そっちに顧客が流れて」それが引いては「こっちに顧客が流れてこない」という主張もアリにはアリそうです。
でもね(もうお気づきだと思うのですけど)
これって、【同じサービス・同じ提供価値】という大前提がくっついています。
そりゃあ同じモノが「あっち」と「こっち」とで違う値段で販売されていたら、
そのうちのお値段安い方で顧客が購入する。のは至極当然のお話でして、それを「あかんぜよ( `―´)ノ」で一蹴してしまってはサスガに廉価相談所さんもかわいそうじゃね?とも思うのです。
●我々が提供している価値は何か
ということでそれでは、「我々が提供している価値とは何でしょう?」というお話です。
ここを
・IBJシステムです!(会員がIBJシステムに参加し、婚活ができること)
と考えてしまっているのであれば、(ごめんなさい)そういう相談所さんは遠からず「廉価相談所さんに飲み込まれてしんどくなる」と思っています。
だって、IBJシステムってIBJに加盟すれば「全ての相談所に平等に与えられるモノ」だから。
IBJ加盟の相談所って1800社あるんだそうです。(2018年12月末時点)
つまり「おんなじモノを売っている競合が1800社存在する」ということ。
なので、
・うちはIBJシステム売っていますよ~
・こっちもIBJシステムありま~す
・いやいやわたくしどもも負けてはおりませんよIBJシステムです!
なんていう競争をしていたら、そりゃあ「イチバン安いところ」に顧客は行くワケで、
(あくまで正当なる価格設定の範囲内で という前置きはあるものの)その中で「お安くIBJシステムを提供している相談所に顧客が流れている」としたら、それは「健全なる顧客行動」でありますし、
むしろ「適正なる安価にて顧客にIBJシステムという価値を提供している」という点において、廉価相談所は悪どころか「善」であると言えるのではないでしょうか?
ということでだいぶ長くなってきました。
恒例の「次回に続く」ということにさせて頂きまして、次回は「じゃあ我々個人の結婚相談所が提供している価値ってナニ?」というお話から続けていきますね。